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MTGもっとうまくなろう憲章
0.背景
コロナの影響に因るフルリモート環境下で、オンラインMTGがキチキチに詰まってくるなど、MTG運用の重要性が高まってきています。
MTG運営力を高めて、フルリモート・オンライン環境下でも迅速に推進できるようなチームになっていきましょう!
1.MTGの準備
- そのMTGに一番WILLを持っている人がオーナーとなり、MTGを主導する
- 論点を事前にまとめておく
- MTG全体の方向性が変わってしまう論点がふくまれるなら粒度の切り分けが悪いです
- 全体の方向性を左右してしまう最上流の論点は、別途事前にとりまとめておきましょう
- オーナーはMTGのアジェンダを事前に作る
- アジェンダには下記の要素を必ず含める
- MTGのゴール
- 前提/背景
- 論点とたたき台
- 決定事項
- ネクストアクション
- アジェンダを元に適切なMTG時間と参加者を設計する
2.MTGの設定
- 空いている時間をみつける
- ちゃんと全員があいている時間を探す
- 予定を被せない
- 時間を変える場合は、再度参加者が空いているかどうかを確認する
- 時間が被ってしまう場合は、あとからかぶせるMTGの設定者が責任を持って先約の責任者に連絡して調整する
- 参加者側にどのMTGに出ていいか迷わせない
- 参加者にはどういった位置づけ・役割で参加してほしいか明示的に伝える(言わなくても明示的な場合は省略可)
- 参加者が「自分が参加する理由が明確になっている」状態を作るのはオーナーの責務です
- 必要なリンクは事前に必ず準備
- ドキュメントのリンクやZOOMのリンクなどは事前に準備して、参加者を迷わせない
3. MTGのしきり
- 議論をコントロールする
- 参加者は自由に発言するし、必ずしもオーナーの考えてる時間配分を気にしてくれるわけではないです
- MTGを時間通りにすすめ想定の範囲の決議まで到達させるのはオーナーの責務です
- 議事録を取る人を明示的にアサインする
- オーナーが自分でやる場合にはそれを名言しましょう
- 時間を守る
- 参加者の時間を奪っています
- 開始時間が過ぎたらMTGを始めよう
- 遅れてくる人を待たない
- 居ないと始められない人を連れてくるのはオーナーの責務です
- 終了時間が過ぎたらMTGを終わろう
- 議題が増えて長引く場合はMTGを区切る
- 決議事項とネクストアクションをまとめる
- ネクストアクションは期日と担当者をセットで決める
おすすめドキュメント
『資料の準備が無い会議滅びろ委員会 | Hikaru Kashida』by anboo
- 会議は3種類に分類される
- 会議に必要な情報は4種類(会議の種類ごとに必要な情報が変わる)
『議論には「共通の敵」を。メルカリ開発組織の改善に挑むメンバーの最強アジェンダ術 | masudak』by kyosuke
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※このドキュメントは、株式会社ドクターズプライムの社内ドキュメントをそのまま一般公開しています。
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